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年功型職種の評価項目(職務行動例)

金属プレス加工業における技能系職種である「プレス加工」職の例

「曲げ加工」職務の「プレス曲げ加工」能力ユニットの「プレス曲げ加工の理解と段取り」能力細目における職務遂行基準(職務行動例)を下記に示した各レベルで比較してみてください。レベル3、4に到達するにはかなりの年数を 要することでしょうが、勤続年数に比例して職位、賃金を上昇させるのではなく、正当な評価に基づいて賃金額を算定するしくみに変更しても、標準的な従業員であれば、おのずと賃金カーブが年功型となるはずです。あくまでも人事評価という根拠に基づいた年功型となるべきです。

レベル1(製造技能者)

  1. 金属プレス加工に関し、作業の段取り、材料の選定及び板取り、試し加工及び調整を適切に行っている。
  2. 金属プレス加工作業におけるプレス曲げ加工の工程分析を適切に行っている。
  3. プレス曲げ加工用の機械によるU形曲げは、スプリングバックやスプリングゴ-によって金型に閉じ込められやすい等の特徴を把握している。
  4. 機械プレスの圧力能力、トルク能力、仕事能力、偏心荷重の4つの能力特性を確実に理解している。

レベル2(製造技能者)

  1. 作りすぎの無駄や不足をした場合の再生産を防ぐために、生産数量、予定時間、材料の使用量(重量または枚数)などを作業指示書で予め確認している。
  2. 使用するプレス曲げ加工用の金型、プレス加工機、その他の設備の能力や仕様および取り扱い方法などを確認している。
  3. プレス曲げ加工用の金型を準備し、落としたり傷めたりしないよう、プレス加工機に適切に取り付けることができる。
  4. プレス曲げ加工用の金型に材料を入れて試し加工を行うことができ、製品や生産工程に不具合がないか確認している。

レベル3・4(熟練技能者・高度熟練技能者)

  1. 複雑な形状や材質、要求精度等であっても、効率的なプレス曲げ加工の加工手順を考案し、加工時間の見積りを行っている。
  2. 形状や用途に応じて、作業に独自の工夫を加えるなど、必要となる要求品質を満たすようにしている。
  3. プレス曲げ加工の各工程に要求される技能に習熟し、効率的かつ高精度な加工を行うための作業準備を迅速に行っている。
  4. V曲げ、U曲げ、L曲げ、突き曲げによる加工や、ロ-ル曲げ(送り曲げ)、他の工程を組み合わせた複合曲げ方式等の特徴を習熟しており、用途に応じて使い分けている。








深澤社会保険労務士事務所

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月刊企業実務2011.11月号

『うまく使えば効果大「職業能力評価基準」を採用・教育に役立てる』


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